この手の事件が起こるのを待っていたというと語弊がありますが、未成年者を家に泊めたりドライブに連れて行ったりすると誘拐罪でになるというのは一度扱っておきたいテーマでした。
ところが僕がもたもたしているうちに立て続けに事件が起こってしまったので、まとめて扱わせていただきます。
SNSで知り合った小学5年生の女児を自宅に宿泊させた男を逮捕
この事件は相手が小学生ということもあり誰から見ても犯罪ですよね。おまけに男性宅にはこの他にも19歳の女性がいたんだとか…
事件の概略
容疑者(28歳)の男性が2月18日の午後11時過ぎ、SNSで知り合った神奈川県内に住む11歳の女の子を呼び出し、川崎市の自宅に宿泊させた疑い(未成年者誘拐の疑い)で19日に逮捕されました。
女の子が「家出したい」とSNSに書き込んでいて、その書き込みに容疑者が応じて自宅に宿泊させたようです。
T容疑者は容疑を認めていて警察の取り調べに対し「人助けのつもりだった」という趣旨の供述をしているそうです。

嘘にしろ本当にしろ「人助けのつもりだった」と言っても罪は免れませんよ。
逮捕された経緯
小学生の女の子が行方不明になったわけですから、家族は当然警察に相談して捜索願を出します。家族から相談を受けた警察が防犯カメラを調べたところ、相模原の駅で女の子と一緒に映っていたT容疑者を割り出し、逮捕に至っています。
推測になりますが防犯カメラ映像だけから割りだしたのだとしたら、T容疑者は前にも何か事件を起こしていたか、マークされていたかしたのかもしれません。
SNSで女子高生に家出を促した47歳の会社役員を逮捕
こちらの事件は被害者が17歳の女子高校生です。17歳はまだ未成年なので自宅に連れ込めば当然犯罪になります。
事件の概略
会社役員(47歳)の男性がSNS上で栃木県に住む女子高生(17歳)に家出をするように誘い、18日から23日未明まで自宅に連れ込んでいました。
容疑者は「性的関係が持てるかもしれないと思った」と容疑を認めている。
逮捕された経緯
女子高生の部屋に「家出する」と書き置きがありそれを見つけた家族が警察に届けを出しました。車で宇都宮市内まできていた容疑者の映像が防犯カメラに記録されていたため、事件に関与した疑いが強まり逮捕に至っています。
愛知に住む女子高生を誘拐したとして横浜市の男性を逮捕
こちらの事件も被害者が17歳の女子高生です。
事件の概略
容疑者男性(30歳)と女子高生はSNSで知り合い、容疑者が「神奈川県に一緒に住もう」などと誘い、女性校生はそれに応じ容疑者宅にいたところを警察に保護され、男性は逮捕されました。
容疑者は「誘拐したわけではない」と容疑を否認しています。
逮捕された経緯
2月18日朝「友人の家で勉強する」と家族に伝えて女性校生がその後行方がわからなくなり、同日夜に一宮署に届けを出しました。これを受けて警察が防犯カメラ映像などから容疑者と女性校生が一緒に東京都や神奈川県内を移動しているのを割り出し居場所を特定、逮捕に至っています。
無理やり連れ去ってなくても誘拐になる
この3つの事件の共通点は
- SNS(twitterなど)で知り合っている
- 誘拐容疑で逮捕されている
- 防犯カメラで特定されている
です。
気になるのは、無理やり連れ去ったり、監禁しているわけでもないのに「誘拐」の疑いで逮捕されている点ではないでしょうか?
最後の事件の容疑者も「誘拐したわけでない」と容疑を否認していますよね。
けれどこれは甘いんです。
未成年者を親権者の同意なく、連れ回したり、家に連れ込んだりしたらそれだけで誘拐になってしまうのです。
過去に一緒に車に乗っていただけで誘拐で逮捕された事例もあります。
ただのドライブじゃん?
と思うかもしれませんが、相手が未成年者なら誘拐になります。
X(旧twitter)などのSNSを出会いに利用するのは危険
SNSや神待ち掲示板などを出会いに利用するのはかなり危険です
SNSや神待ち掲示板は未成年者が利用している
今回扱った3つの事件の容疑者は未成年者とわかってやっているので救いようがないですが、SNSは未成年者も利用できるので出会い目的で利用するのは未成年者狙いでなくても危険です。
SNSで家出中の女子中学生や女子高生が歳を偽って「19歳なんだけど、誰か泊めてくれる人いませんか?」と書き込みをしてて、それに応じて家に泊めてあげただけで誘拐になってしまいます!
SNSでなくても神待ち掲示板などでは「帰るところがない」とか「家出した」などの書き込みがありますが、神待ち掲示板の多くは年齢確認をしておらず未成年者が利用している危険性がありこちらも危険です。

そもそも19にもなって家出もないもんですよね
未成年者を家に泊めると誘拐罪
いくら犯罪だから止めろと言っても最初から未成年者を狙っている輩には無駄でしょうが、今回扱った事件を見ても分かる通り親権者の承諾なく未成年者を連れ出したり、自宅に宿泊させる(自宅じゃなくても同じですが)と未成年者略取誘拐になります。
援交やパパ活などで未成年者と性的関係を持った場合は児ポ法の児童買春容疑などで逮捕されるのと違い、誘拐となると大罪ですからニュースでの扱いも大きく量刑も大変重いものとなります。

援交なら良いと言ってるわけではありませんよ!
報道するメディアにも問題あり
この手の事件が起こると新聞やテレビでは「SNS」とだけ報道しますよね。
SNSだけでは、X(旧twitter)なのかFacebookなのかmixiなのかそれとも他のSNSか全くわかりません。

この記事でもSNSとしていますが、いくら調べてもどこのSNSだけとしかわからなかったので仕方なくSNSとだけ書いています。
例えば「X(旧twitter)で知り合った」のように事件があったSNSを実名で報道すれば、SNS側も監視を強化したり書き込みなどを規制せざる負えなくなります。
SNSを宣伝に活用している企業も多いので事件の度にSNSの実名が報道されるようになれば企業がSNSへの広告出稿を控えSNSも打撃を受け、事件を未然に防ぐ手立てをしなければならなくなるはずです。

それにしてもX(旧twitter)の無法地帯ぶりは目に余るものがありますね。未成年売買春、猥褻画像流布、児童ポルノ流布上げればキリがありません。
出会いたいなら年齢確認が必須の出会い系サイト
twitterやFacebookを始めとするSNSで出会いを求めている人達がいますが、SNSではそのような活動を禁止しているだけでなく今回紹介したような事件にも巻き込まれやすく大変危険です。

出会い系は18禁なので高校生や中学生はいませんが、それがあなたの身の安全につながります!
出会い系はもちろん18禁ですし18歳以上であっても高校生は利用できませんから、会ったり遊んだりエッチしたら犯罪になるような年齢の人と出会ってしまう危険性はありません。出会い系には18歳を超えて家出とか言っているような女の子は少ないですが、「終電を逃して帰れない」、「泊まるところがない」と掲示板に書き込みをしている女の子は結構います。
未成年者と知り合うつもりじゃなくてもSNSで「ほんとに18歳以上なの?」と犯罪者になりやしないかとドキドキしながら活動するよりも、出会い系で堂々と出会ったほうが安心安全だと僕は思います。
