女の子と親しくなってくると相談に乗って欲しいと頼られることがありますよね。
その時に気をつけないといけないのは、男性は相談されるとつい全力で解決策をひねり出そうとしてしまいますが女性が相談相手に求めているのは解決策の提示ではないと言うことです。
親身になって相談に乗ってあげるのは良いんですがうっかり解決策を押し付けてしまうと、わざわざ相談に乗ってあげたのに嫌われるなんてことにもなりかねません。
そこでこの記事では女性から相談を持ちかけられた時の対応の仕方を解説します。
女性の相談は相談ではない
女の子から「どうしよう」と言われたので、相談かとおもいきやそうではないというのはよくあることです。と言いますか殆どの場合相談じゃないんですよね…
軽い相談ののり方

どうしようレポートの提出期限が明日なんだけど間に合わないかも…
この場合どうしようと言われても頑張るしかないわけですが、そんな事は女性もわかっています。それではなぜわかりきったことなのにあなたに「どうしよう」といってきたのでしょうか?
それはレポートで追い込まれている状況に同情(共感)して欲しいからです。
共感して欲しいのですから「頑張るしかないよ」と言う前に自分もレポートで苦労した経験などを絡めて

レポートとかってついつい後回しにしちゃうよね、それで俺もひどい目にあったことがあるよ。でも、頑張るしかないんだよ。大変だと思うけど頑張って!
と対応するのがベストとは言いませんがベターになります。
間違っても、今頑張っている最中なのに間に合わないこと前提で「教授に泣きついてみたら」などという解決策を提示してはいけませんし、なんで計画的にやらないんだと説教しても仕方ありません。
もちろん冷たく「頑張るしかないよね」とだけ言うのももちろんダメです。
人間関係の相談ののり方
職場に嫌な人がいるとか友達と喧嘩したとかこの手の相談はよくありますよね。
この場合は相談に形を借りた愚痴であることがほとんどで、嫌な人の対処法とか仲直りの方法を女性は知りたいわけではありません。
なので状況を詳しく聞いてあげたあとに

きみは悪くないよ
と共感してあげるだけで女の子は満足します。
彼氏の相談に乗る時は要注意
彼氏の相談、彼氏の愚痴を聞いている時に調子に乗って彼氏のことを悪く言ってしまうとあなたが嫌われてしまいかねません。
相談者の女性は彼氏と喧嘩をしたとかかまってくれないとかいろいろと彼氏に対して不満はあるのでしょうが、その女性はまだ彼氏のことが好きなので彼氏を悪く言うとあなたが嫌われてしまいます。
当たり前といえば当たり前ですよね。
彼氏の悪口は

自分が言うのはいいけど他人に言われると腹が立つ
ものなのです。
なので彼氏のことを相談されたら「そうだよね、それは彼が悪いよね」という程度に共感してあげるのにとどめ彼氏の欠点や人格にまで踏み込むのはやめておきましょう。
夫婦喧嘩は犬も食わないって言いますよね。恋人同士の問題に関わって良いことなんか何もないのです。
そうだね
そうだね
と共感してあげて
それはカレが悪いよね
と話を聞いてあげてかわしてしまうのが嫌われず安全です。
女性が相談相手に求めているのは共感
方向を変えて女性が相談してくる理由を考えてみましょう。
女性同士の会話を盗み聴きすると答えが見えてくる
電車の中などで女性のみのグループが話をしていたらその会話を盗み聞きしてみてください。
話している内容は相談ではないかもしれませんが女性同士の会話を観察すると、女の子がおしゃべり好きな理由が見えてきます。
例えばA、B、C三人の女の子がしゃべっているのを観察すると
Aが何かを言うとBとCがAの話していることを全肯定します。
そしてBが話すとAとCがCの話していることを全肯定、Cが話すとAとBが全肯定します。
これが順番に繰り返されていることがわかると思います。
更によく観察するとAが話す内容とB、Cが話す内容に繋がりはあまりなく、時にはさっきまでの話はどこに行った?と感じるくらい脈絡がないことも多々あります。
要するに、女性同士のおしゃべりというのは自分の話したいことを話し聞いている人がそれを肯定することで成立しているってわけですね。

女性が会話に求めているのは共感で、共感してもらいたいから話しているだけなんです
女性が相談するのも共感を得たいがため
何度も言うようですが、女性が男性に話をするときに例えそれが愚痴や相談という形をとっていても、女性が求めているのは解決策ではなく共感です。
女性に何か相談されて
~してみたら
~すべきだよ
と解決策(あなたの意見)を示してあげたら
でも~
と反論されて結局はあなたの意見は受け入れられなかったという経験がある方は多いのではないでしょうか?
意見を受け入れられないばかりか結局その女の子が自分でどうするのかを決めて、
思わず
じゃあ俺に聞くなよ
と言いたくなることさえありますよね。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
これは相談をしている時点である程度女の子の中で答えが決まっていて、あなたに相談という形で話すことで頭の中で固まりかけている考えを整理し、その考えを肯定して欲しいから起こることなのです。決してあなたの提示した意見が悪いわけではありません。
女性が相談を持ちかけてきたら当の本人がどうしたいと考えているかを聞き出し、それがたとえあなたの意見と違っても女性の考えを肯定してあげることで女性を満足させることができます。
もちろんこれは、あなたの意見を言うことが悪いというわけではありません。あなたの意見を押し付けたり女性の考えをあたまから否定してはいけないということです。
女性が会話に求めているのは共感だということを忘れないで下さいね。

ただし、女性がやろうとしていることが法に触れそうだったり倫理に悖るようなことであった場合は止めてあげてくださいね
最後になりますが、もちろん女性のすべての相談がこれに当てはまるわけではありません。
例えば
- 深刻な悩み相談
- お金の相談
- あなたの経験をあてにしている相談
などは、真の相談である可能性が高いので普通に相談に乗ってあげましょう。
とは言っても、これらの場合は解決策はむしろ無いんですよね。
深刻な悩みは聞いてあげることくらいしかできないことが多いですし、お金の相談は最終的にあなたがお金を渡す(貸すorあげる)しか解決策はありませんからね。