今でも2ショットチャット(画像チャットも含む)で出会うことはできるの?
と聞かれたら答えはもちろん
YES.
なんですが…、butが付きます。
この記事では2ショットチャットの現状を分析し、今の2ショットチャットの問題点を考察してみようと思います。
2ショットチャットリンク集はこちらの記事に移動しました
今でも出会えるおすすめ2ショットチャット8選
2ショット以外の出会いも取り入れて効率アップ
アダルト出会い系サイトランキング
2ショットチャットは下火になってから久しい
2ショットチャットは今世紀初頭くらいまではおすすめすることができましたが、今ではあまりおすすめめできません。
それはなぜかと言うと…
2ショットチャットが斜陽になった原因
決定的だったのは、いわゆる「出会い系サイト規制法」の改正で、改正以降チャットで出会うのはかなり困難になってしまいました。法改正により2ショットチャットのサイト数が減ってしまったのが原因です。
2ショットチャットも出会い系サイト規制法で定められる異性紹介事業にあたるのではないかと施行前に話題になりました。異性紹介事業にあたるのであれば「利用者の年齢確認」(出会い系サイトのように身分証の画像による認証かクレジットカードによる年齢認証)が必要になります。加えて当該公安に届出も必要になります。
2ショットチャットは個人が運営しているサイトがほとんどだったため公安への届け出や年齢確認作業はかなりの負担です。
その負担に耐えられないという判断から、当時人気があった2ショットチャットのなかには自ら閉鎖してしまったところも多くありました。施行後、届出もして年齢認証を実装した2ショットチャットもありましたが、年齢確認により気軽に利用できる雰囲気ではなくなってしまい利用者を減らしたサイトもかなりありました。
2ショットチャットサイトは利用者がいなければやっていけませんからね。
出会い系サイト規制法とその改正
2ショットチャットの現状
昔の2ショットチャットは利用者も多く、午後10時~午前2時のゴールデンタイムには部屋を確保するのすら困難なくらい混み合っていました。
女性もそこそこ集まっていたので、部屋を確保して待機していると長くても30分も待っていれば入室があったものです。
しかし、現在ではゴールデンタイムでも部屋を簡単に取れるほど男性利用者が減っています。
流れとしては…
法改正当初はサイト数は減ってしまったものの男性は運営を続行しているチャットで待機を続けていました。これなら僕もいけるかなと思ったんですがそうはなりませんでした。
なぜなら待機していても女性が入室してこなかったからです。
待機していても女性の入室がない
↓
男性利用者が減り男性が常連ばかり
↓
同じ人しか待機していない(常連ばかり)ので女性が減る
↓
男性利用者が減る
↓
…
このような悪循環で利用者が減っていったと思われます。最終的にはサイト自体が閑散としてしまい誰も寄り付かなくなってしまったチャットもかなりありました。
そして現在に至るという感じです。
男性は年齢確認をしてでも利用するのですが女性は身分証画像を送ってまで利用する人は少なかったのが痛かったですね。これは熱意の差なんでしょうね。
2ショットチャット利用者はどこへ行ったのか?
かつての利用者、もしくは本来2ショットチャットを利用していた層はどこへ消えてしまったのでしょうか?
スカイプ、カカオなどの音声通話ができるアプリの普及とともにスカイプ掲示板(スカイプちゃんねる等)やカカオトーク掲示板などの通話アプリのIDを交換する目的の掲示板にシフトした人。
スマホの普及率が高まるに連れてチャットアプリに移行した人。
僕のように出会い系サイト(マッチングアプリを含む)へ移動した人も多かったでしょう。
2チャットサイトの問題点は使い勝手が悪いこと
現状の2ショットチャットサイトはシステムが全盛期時とほとんど同じで何ら進歩していません。
ここ10年でネット利用者は増えましたが増えたのはスマホを介してのネット利用者で、若い人などはパソコンを持っいない人も多くパソコンの利用者数は逆に減っています。
スマホ対応の2ショットチャットサイトもありますが、チャットが出来るだけでシステムは古いままです。これでは通話ができるスカイプ掲示板やすぐにチャット相手が探せるチャットアプリや出会いに特化した出会い系サイトに敵うはずがありませんよね。
実は他にも2ショットチャットには面倒な点がいくつかあります。
一定時間発言がないと部屋が閉じられてしまう
時間が経つと勝手に部屋が閉じられてしまう2ショットチャットは多いです。一定時間と言うのは10分から30分が設定されています。
昔であれば30分も待っていればたいてい入室があったので気にはならなかったのですが、今となっては気がつくと部屋がなくなっていた!となりがちで不便です。
他の人が新しい部屋を作ると自分の部屋の順位が下がる
これもなかなか面倒です。女性利用者が減っているなかで女性の入室を促すにはなるべく目立つ位置に自分の部屋を確保し続けなければなりません。
そのため上位を維持するには、利用者が減っていると言っても10分に一回程度部屋の取り直し作業が必要になります。
1つのチャットだけなら面倒も少ないのですが、3つも4つもサイトを掛け持ちしているとかなり面倒ですよね。
チャットの内容が他人に公開されてしまう
全ての2ショットチャットサイトではないのですが、フリールーム(年齢確認をしなくても作れる部屋)ではチャットの内容を他人が閲覧可能になっているサイトがあります。
これは、出会い系サイト規制法をすり抜けるためだと思われるのですが「チャット内容が公開されているので異性紹介事業ではない!」と言い張っているようです。
実際のところこれで法をすり抜けられているのかはわかりませんが、利用する側としてはLINE IDや電話番号などの連絡先交換は誰が見ている可能性がある状態ではしたくありませんよね。
他人のチャット内容を覗き見する人はそれほど多くないと思いますが、LINE ID交換やメアド交換はやりにくく女性は特に避けると思われます。
パソコンやスマホを常に見ている必要がある
2ショットチャットでは入室があると音やメールでなどの通知で知らせてくれるサイトが多いのですが、その音やメールを逃すと致命的です。なぜなら入室してから1分以内にこちらの発言がないとほとんどの人は出て行ってしまうからです。
なので常にパソコンのそばにいるかスマホの通知音を聞き逃さないように細心の注意をはらい続けなければなりません。
これも昔なら短時間で入室があったので1人や2人取り逃がしてもあまり問題ではなかったのですが、今は入室が減っている中で逃してしまうことになるので大問題です。
希望もある(2024年3月追記)
暗い話ばかりしていますが希望もあります。実はここ2、3年の間に新規の2ショットチャットサイトがいくつかオープンしています。
新規サイトでは上記の問題のいくつかが解決されています。
- 部屋が閉じられる→10時間くらい待機できる
- 部屋の順位が下る→部屋位置がシャッフルされる
- PCに張り付いている必要がある→入室があるとメールで知らせてくれる
なかには音声通話機能が搭載されている2ショットチャットまででてきています。
これらが新標準となれば全盛期とまではいかないかもしれませんがチャットサイトは復権する可能性があります。
しかし新規サイトはまだまだ知名度が低いため利用者(男性待機者)も少ないのが現状です。それでも徐々に利用者は増えてきているようなのでこれからに期待ですね。
2ショットチャットはネカマ率が非常に高い
先ほどから、2ショットチャットは女性の入室はほとんどないと言っていますが、実際には今でも入室は結構あります。
しかし入室してくる8割以上がネカマです。
特に年齢認証が必要ないフリールムはひどいですね…
チャットは文字だけのやり取りなので性別を偽りやすく、チャットには昔からネカマはたくさんいました。(そのため、各人がネカマ判別法を持っていたりしたものです。)
昔はネカマがいたとしても本物の女性利用者も多かったので、ネカマに気をつけながら利用すればちゃんと女性と出会うことができました。
昔はネカマがいても出会うことができたので2ショットチャットを利用する価値は十分あったのですが、それが今ではネカマしかいないという感じさえして女の子と出会うこともほぼ不可能になっているので利用価値はなくなったも同じです。
ニコ生やツイキャスで晒される危険性
チャットでのやり取りやの様子、チャットからスカイプやカカオに移行させた後の通話音声やビデオ通話の映像をニコ生やツイキャスのような生配信ができるサイト上で公開している輩がいます。
気になる方は試しにYouTubeなどの動画サイトで「ニコ生 釣り」で検索してみてください。
ご覧になればおわかりいただけますが、男性配信者はボイスチェンジャーを使って声を変えるなどかなり悪質です。ボイスチェンジャーなら声がおかしいので大抵の場合わかるのですが、本物の女性が釣り配信をしていることもあって面倒です。
話した個人情報や見せた画像、ビデオ通話の映像まで全て晒さらすという悪質ぶりです。
そんなの見る人いるの?とお思いになるかもしれませんがこのような配信は「釣り配信」と呼ばれ人を集められる面白いことをする能力がない配信者が簡単に人を集める手段としてよくやっていて、しかもなぜか結構な数の視聴者がいます。
個人情報を晒すような行為は配信サイトの運営が禁止してるのでは?と思われるかもしれませんが現状ニコ生でもツイキャスでも野放し状態です。
効率の悪さも問題
昔から効率面で言ったらそれほど良いものではありませんでしが、利用者が減ってしまっている現在ではさらに効率は悪くなっています。
暇つぶしに入室してくる
これは昔も今も変わらないのですが、2ショットチャットの女性利用者の大半はただの暇つぶしが目的で、リアルな出会いを求めていない人の割合が高い傾向にあります。
このような人でもメアド交換をしたりして長いこと話せばリアルな出会いに繋がることもありますが、これはあまりにも非効率です。
なぜか遠方の人が入室してくる
通常、2ショットチャットの待機メッセージで「千葉県」など地名を書いておくと、リアルな出会いを希望しているという意思表示になります。
それを無視しているのか読んでいないのかわかりませんが、「岐阜県南部」と書いてあるのに青森の女性が入室してきたりします。
遠くの人だと判明したのがチャットを始めてから30分後だったりしたら目もあてられませんよね。
地域ごとにチャットルームがわけられているようなチャットでも、「関東」で待機していても「九州」の女性が入ってきたりします。
相手の女性がどこの人なのかは話してみないとわからないのでは、チャットを楽しみたいだけなら良いのですがリアルな出会いにつなげたいのなら非効率ですよね。
初回のチャットでメルアドやLINE交換までする必要がある
2ショットチャットは入室してくれた女性が後日入室してくれる可能性はほぼありません。
つまり2ショットチャットでは初回のチャットで電話番号やLINEを交換しておかないと出会うことはほぼ不可能なのです。
初回チャットでメアド、LINE交換をするのは初心者の方には難しく、かなりのテクニックが必要でこれも効率面に影響しています。
利用者の高齢化
男性待機者の年齢をみると昔と比べ40代、50代の比率がかなり高くなっています。60代も珍しくないくらいです。
中高年男性利用者は昔からいましたが少数派でした。それが今ではメイン利用層と言ってもいいくらいに増えています。数は多くはないですが女性待機者の年齢も高くなっていますから、チャットサイト全体の高齢化が進んでいるようです。
様々な年代の利用者がいること自体は問題ではありません。しかし、たまたま訪れた20代女性が待機者の年齢を見て「おじさんしかいない!」と立ち去ってしまう可能性は高いんではないでしょうか?
これではますます高齢化が進むことになり将来的には…、と言う感じですね。
2ショットチャットの現状まとめ
今でも2ショットチャットサイトはありますし男性の利用者は減ったと言ってもそれなりにいます。先程触れたように新規オープンのサイトもあります。
しかし、この記事に書いたように2000年代前半と比べ効率は昔に比べて著しく落ちています。
それでも2ショットチャットで出会いたいという方は試しにやってみたらわかると思いますが、あまりの入室率の低さ、ネカマの多さに相当がっかりすることになると思います。
試してみる際は以下の注意点を参考にするといくらか安全性が高まるのでぜひご一読ください。
現在の2ショットチャットを利用する際の注意点
- URLだけ書き残して出て行ってしまう人がいますが、絶対に残されたURLは踏まないでください(フィッシング詐欺サイト等のURLです)
- メールアドレスやアプリIDだけ書き残している場合も連絡取ろうとしてはいけません
- チャットしているうちに他の出会い系サイトなどに誘導してきたらキャラ誘導なので強制退室させてください。
- メアド、LINE IDをこちらが聞く前に教えてくれる女性は怪しんでください。LINE収集業者やLINEを乗っ取りを狙っている輩の可能性があります。
- スマホのチャットアプリがありますが、2ショットチャットサイト以上に注意を払う必要があります。といいますか、アプリは有料の場合はサクラ、無料の場合は援デリ、キャラ誘導ばかりです。
- 釣り配信を警戒して写真や個人情報は簡単に出さないようにしましょう
新しいツールが出現すると今まで使えていたものが突然使えなくなることはよくあります。
特にネットの世界では流れが早いので仕方がないといえば仕方がないのですが、2ショットチャットではたくさんの女性と出会いおいしい思いもさせてもらったので2ショットチャットの現状は寂しくもありますが、これも時代の流れなので仕方のないことなのかもしれませんね。